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「40系アルファードが気になるけど、買ってから後悔しないか不安…」
高級ミニバンの代表ともいえる40系アルファードですが、500万円を超える買い物だからこそ、良いところだけでなくデメリットも知ったうえで決めたいですよね。
私は40系アルファードZグレードに乗って1年半になります。満足している部分が大半ですが、実際に乗ってみて「ここは気になる」と感じた点もあります。
この記事では、オーナー目線で感じた40系アルファードのデメリットを6つ、それぞれの対策とあわせて正直に紹介します。購入を迷っている方の判断材料になればうれしいです。

【結論】40系アルファードのデメリット6選と対策一覧
| No. | デメリット | 対策 |
|---|---|---|
| 1 | 実燃費がカタログ値より伸びにくい | ハイブリッドを選ぶ・運転のしかたを見直す |
| 2 | 車体が大きく、立体駐車場に入らないことがある | よく使う駐車場のサイズ制限を事前に確認する |
| 3 | ピアノブラックの内装に傷や指紋が目立つ | 新車のうちに保護アイテムを付ける |
| 4 | 3列目を使うと荷室が狭くなる | 3列目の片側だけ跳ね上げる・収納グッズを使う |
| 5 | Zグレードでは選べない装備がある | 後席に乗る人と使い方でグレードを選ぶ |
| 6 | 車両価格と維持費が高い | 購入前に年間の維持費を試算しておく |
ここから、ひとつずつ詳しく解説していきます。
40系アルファードのデメリット6選
デメリット1:実燃費がカタログ値より伸びにくい
40系アルファードの燃費(WLTCモード・Zグレード)は、次のとおりです。
| パワートレイン | 2WD | 4WD(E-Four) |
|---|---|---|
| ガソリン車 | 10.6km/L | 10.3km/L |
| ハイブリッド車 | 17.7km/L | 16.7km/L |
※2026年6月の一部改良前のカタログ値です。最新の数値はトヨタ公式サイトでご確認ください。
では、実際にはどうなのか。私のハイブリッド車で1年以上記録した実燃費は、次のとおりでした。
| 時期 | 平均実燃費 |
|---|---|
| 夏 | 約14km/L |
| 冬 | 約13km/L |
カタログ値と比べると、だいたい7〜8割くらいの数字です。車両重量が2トンを超える大きなクルマなので、特に信号の多い街乗りや短距離の移動では、カタログ値との差が出やすいと感じます。
また、冬は夏より1km/Lほど悪くなりました。ハイブリッド車は、暖房を使うときにエンジンの熱を利用するため、寒い時期はエンジンがかかる時間が長くなり、燃費が落ちやすくなります。
とはいえ、このサイズのミニバンで実燃費13〜14km/Lなら、個人的には十分満足できるレベルです。カタログ値そのままを期待すると「思ったより伸びない」と感じるので、実燃費はカタログ値の7〜8割と考えておくと、購入後のギャップが少なくなります。
対策
- 燃費を重視するならハイブリッド車を選ぶ:カタログ値で比べると、2WD同士でガソリン車より約7km/L良い
- 街乗りではエコモードを試してみる:ドライブモードをエコモードにすると、アクセルを踏んだときの加速がおだやかになり、燃料の使いすぎを抑えやすくなります。合流や坂道など力が欲しい場面ではノーマルモードに戻すなど、必要に応じて使い分けるのがおすすめです
- 急発進・急加速を控える:重い車体ほど、発進時の燃料消費が大きくなる
- タイヤの空気圧を定期的に確認する:空気圧が下がると燃費が悪化しやすい
- 冬は暖房の使い方を工夫する:シートヒーターやステアリングヒーターを併用すると、暖房の設定温度を上げすぎずにすむ
デメリット2:車体が大きく、立体駐車場に入らないことがある
40系アルファードのボディサイズは、次のとおりです。
- 全長:4,995mm
- 全幅:1,850mm
- 全高:1,935mm(19インチタイヤ装着車は1,945mm)
マンションや商業施設の機械式立体駐車場は、全高1,550mm前後までの制限が多く、40系アルファードはまず入りません。全高2,000mm前後まで対応する「ハイルーフ」タイプもありますが、数は限られています。
また、全幅1,850mmも駐車場によっては制限ぎりぎりです。商業施設の駐車場では、隣の車との間隔が狭く、乗り降りに気をつかう場面もあります。
対策
- 自宅・職場・よく行くお店の駐車場のサイズ制限を、購入前に確認する
- パノラミックビューモニターを活用する:車の周りを上から見たような映像で確認でき、狭い場所での駐車がかなり楽になる
- 幅が広めの駐車スペースや、端のスペースを選ぶ:スライドドアでも、隣の車との間隔があると乗り降りしやすい
デメリット3:ピアノブラックの内装に傷や指紋が目立つ
40系アルファードの内装は、シフト周りやドアのスイッチ周りなどにピアノブラック(光沢のある黒)のパネルが多く使われています。見た目の高級感は抜群ですが、指紋やホコリ、細かい傷がとても目立ちます。
14インチの大きなディスプレイも、毎日触るので指紋や小さな傷が付きやすい部分です。
📌 実際に1年半で傷が付いた場所は、こちらの記事で写真付きでまとめています。
40系アルファードの車内の傷7か所と対策
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対策
- 新車のうちに保護アイテムを付ける:シフトパネル用のラバーマットや、ディスプレイ用の保護フィルムが手軽
- やわらかいマイクロファイバークロスで拭く:ティッシュやかたい布でこすると、細かい傷の原因になる
保護アイテムは5,000円以下の専用品がたくさんあります。おすすめはこちらの記事で紹介しています。
【40系アルファード】便利グッズ6選|5,000円以下で快適になる専用アイテム
デメリット4:3列目を使うと荷室が狭くなる
車内は広々としている40系アルファードですが、3列目シートを使った状態では、荷室の奥行きはあまり広くありません。家族全員で出かけるときに、ベビーカーやキャンプ道具、旅行の荷物をすべて積もうとすると、思ったより入らないと感じることがあります。
対策
- 3列目の片側だけ跳ね上げる:乗る人数が少ないときは、片側だけたたんで荷室を広げる
- ラゲッジ用の収納ボックスを使う:細かい荷物をまとめておくと、積み下ろしが楽になり、すき間も有効に使える
- 荷物の多い遠出のときは、積む順番を決めておく:よく使う物は手前、使わない物は奥に積む
デメリット5:グレードによって装備と乗車人数が大きく違い、選び方が難しい
40系アルファードは、グレードによって装備や乗車人数が大きく違います。私が選んだのはZですが、後から追加されたXの価格や8人乗りのシートにも魅力を感じました。
ここでは、2025年当時のXとZの違いを紹介します。
| 比べたポイント | X | Z |
|---|---|---|
| 価格(ハイブリッド・2WD) | 510万円 | 635万円 |
| 乗車定員 | 8人乗り | 7人乗り |
| 2列目シート | 6:4分割チップアップシート(ベンチタイプ) | エグゼクティブパワーシート(パワーオットマン付き) |
| 運転席・助手席 | 手動調整 | 運転席8ウェイ・助手席4ウェイのパワーシート |
| シートヒーター | なし | 前席・2列目に標準装備 |
| 前席のディスプレイオーディオ | 9.8インチ | 14インチ |
| 標準ホイール | 17インチ | 18インチ |
| スライドドア | 両側パワースライドドア | 両側パワースライドドア |
※2025年1月7日発売のXと、当時のZを、いずれもハイブリッド・2WDの一般仕様で比較しています。価格は消費税込みのメーカー希望小売価格で、オプション代や諸費用などは含みません。北海道・沖縄は価格が異なります。Zには17インチホイールを選べる設定もありました。トヨタ公式発表、当時の主要諸元・装備一覧
スライドドアは、どちらも両側パワースライドドアが標準装備です。一方で、Xは価格が抑えられている分、メーカーオプションでも選べない装備がありました。
- パワーバックドア
- ステアリングヒーター
- 前席・2列目のシートヒーターとベンチレーション機能
- 後席用の電動サイドサンシェード
- 左右独立ムーンルーフ
なお、Xにも後席用の手動サイドサンシェードは標準装備されています。「サンシェード自体がない」というわけではありません。また、当時のZでは、電動サイドサンシェードと左右独立ムーンルーフはセットのメーカーオプションでした。当時の主要装備一覧、当時の公式カタログ
私がZグレードを選んだ理由
私がZグレードを選んだのは、次のような理由からです。
- 私が注文した時点では、選べるのがZだった
- Xの「8人乗りのベンチシート」には魅力を感じたものの、前席パワーシートやシートヒーターなど、自分が欲しい装備を選べなかった
- 毎日運転するクルマなので、運転席の調整のしやすさや快適さにもこだわりたかった
- わが家は子どもが1人なので、7人乗りでも十分だと判断した
8人乗りが必要かどうかは、家族の人数や普段の使い方によって変わります。私の場合は、乗車定員よりも、毎日使うシートの調整機能や快適装備を優先しました。
2026年6月の改良で、Xに代わってGグレードが登場しました
2026年6月3日の一部改良では、Xに代わって新しい「G」グレードが設定されました。Gは、従来のXと比べて装備が充実しています。トヨタ公式発表、トヨタ販売店の改良内容案内
主な違いは次のとおりです。
- 前席のディスプレイオーディオが9.8インチから14インチに
- 運転席・助手席が手動調整からパワーシートに
- 前席にシートヒーターを標準装備
- 7人乗りでは、2列目にもシートヒーターを標準装備
- パノラミックビューモニターを標準装備
- 7人乗りと8人乗りから選択可能に
ただし、Gの8人乗りには、2列目のシートヒーターは装備されません。7人乗りと8人乗りでは、乗車定員だけでなく2列目の装備も異なります。公式の室内装備説明、公式装備一覧
Gの価格は、ハイブリッド・2WDで559万9,000円(税込)。7人乗りと8人乗りは同価格です。従来のXより価格は上がりましたが、前席パワーシートやシートヒーターを備えるため、「これらの装備が欲しいからZを選ぶ」という判断は、現在のGとZの比較にはそのまま当てはまりません。公式価格・グレード
現在のGとZを比べるなら、前席・2列目のベンチレーションや、2列目のパワーリクライニング・パワーオットマンなどが必要かを考えると選びやすくなります。Gの7人乗りにもオットマンはありますが、操作は手動です。公式のシート・快適装備説明
対策
- 8人乗りが必要な方は、Gの8人乗りを検討する
- ハイブリッド車で価格を抑えたい方は、Gを検討する
- ベンチレーションや2列目の電動調整などを重視する方は、Zを検討する
- 後席の快適さをさらに重視するなら、最上級のExecutive Loungeも選択肢に入れる
- 購入前に、必要な乗車人数と「毎日使う装備」を書き出し、優先順位をつける
なお、現在のZは、ガソリン車・ハイブリッド車が7人乗り、プラグインハイブリッド車が6人乗りです。グレード名だけでなく、パワートレーンと乗車定員もあわせて確認しましょう。公式価格・グレード
デメリット6:車両価格と維持費が高い
2026年6月の一部改良で、40系アルファードは全体的に値上がりしました。主な価格は次のとおりです(税込)。
- ガソリン車 Z(2WD):559万9,000円
- ハイブリッド車 Z(2WD):639万9,800円
- ハイブリッド車 Executive Lounge(2WD):864万9,300円

車両価格だけでなく、維持費も軽くありません。
- 自動車税:排気量2.5Lのため、年額43,500円(2019年10月1日以降に新車登録した場合)
- 自動車保険:アルファードは盗難が多い車種で、車両本体の盗難による保険金支払いでは2023〜2025年まで3年連続で車名別2位。盗難に備えるなら車両保険はほぼ必須
- タイヤ代:サイズが大きいため、交換時の費用が高くなりやすい
対策
- 購入前に、ローン・保険・税金・ガソリン代を合わせた年間の維持費を試算しておく
- 自動車保険は複数社で見積もりを比べる:同じ車種でも、保険会社や条件で保険料は変わる
- 盗難対策グッズを取り入れる:ハンドルロックなどの物理的な対策は、手軽で効果が分かりやすい
デメリットがあっても40系アルファードを選んでよかった理由
ここまでデメリットを紹介してきましたが、それでも私は40系アルファードを選んでよかったと感じています。
- 乗り心地と静かさ:長距離の移動でも疲れにくく、家族も車内で快適に過ごせる
- 使い勝手の良い装備:電動スライドドアやパワーバックドア、レーダークルーズなど、毎日の運転や乗り降りが楽になる
- 家族みんなが満足:【ここに体験談を追記:家族の反応や、乗ってよかった場面】
📌 実際に使って便利だった機能は、こちらの記事で紹介しています。
40系アルファードに1年乗って便利だった機能3選
40系アルファードが向いている人・向いていない人
向いている人
- 家族での移動や長距離ドライブが多い人
- 後席の快適さや乗り心地を重視したい人
- 自宅や職場に、大きな車でも停められる駐車場がある人
向いていない人
- 機械式立体駐車場をよく使う人
- 燃費や維持費をできるだけ抑えたい人
- 一人での街乗りが中心で、車内の広さをあまり必要としない人
40系アルファードのデメリットに関するよくある質問
Q. ガソリン車とハイブリッド車、どちらがおすすめ?
燃費を重視するならハイブリッド車がおすすめです。カタログ値では、2WD同士でガソリン車より約7km/L良くなります。ただし、車両価格はハイブリッド車の方が高いため、年間の走行距離が少ない方は、ガソリン代の差で元を取るのに時間がかかります。
Q. 40系アルファードは立体駐車場に入りますか?
全高が1,935mm(19インチタイヤ装着車は1,945mm)あるため、全高1,550mm前後までの一般的な機械式立体駐車場には入りません。自走式の立体駐車場や、全高2,000mm前後まで対応するハイルーフタイプなら入れる場合があります。利用前に必ず駐車場のサイズ制限を確認してください。
Q. Zグレードとエグゼクティブラウンジ、後悔しないのはどっち?
運転のしやすさはほぼ同じなので、「後席にどれくらいこだわるか」で選ぶのがおすすめです。子ども連れの家族利用が中心ならZでも十分満足できますが、後席でゆったりくつろぐことを重視するならエグゼクティブラウンジが向いています。
Q. 内装の傷はどうやって防げばいい?
シフト周りのピアノブラックパネルや14インチディスプレイは、新車のうちに専用の保護マットや保護フィルムを付けるのが効果的です。5,000円以下で買える専用品も多くあります。
まとめ:デメリットを知ったうえで選べば、40系アルファードは満足度の高い一台
40系アルファードのデメリットは、次の6つです。
- 実燃費がカタログ値より伸びにくい
- 車体が大きく、立体駐車場に入らないことがある
- ピアノブラックの内装に傷や指紋が目立つ
- 3列目を使うと荷室が狭くなる
- Zグレードでは選べない装備がある
- 車両価格と維持費が高い
どれも、購入前に知っておけば対策できるものばかりです。特に駐車場のサイズと維持費は、買ってから気づくと困るので、事前にしっかり確認しておきましょう。
デメリットを理解したうえで選べば、40系アルファードは家族みんなが快適に過ごせる、満足度の高いクルマです。
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